作品について7
6月も中旬に入った。
展示に向けて作品制作を開始してから、あっという間に時間が過ぎていく。
制作しながらも、いろいろと悩んだり迷ったりする日々は続いている。
後悔しないように、今は制作だけに集中しよう。
7月から東京でデイヴィッド・ホックニーの大規模な個展が始まる。
見に行きたい。
10mを超える大作やホックニーの集大成の作品を近くで見たい。
86歳を超えても現役で制作し続ける生き方はすごいなと思うし、正直羨ましい。
作家人生を全うした生き方には憧れる。素敵な人生だな。
美術作家は長生きの人が多いなと思う。
そして、最期まで作家としての人生を全うする人が多い。
北斎にしても、ピカソにしても最期まで作品を描き続けた。
モネは目が見えにくくなっても描き続け、
マチスは油絵から切り紙絵に手法を変えながらも、作品制作を続けた。
その集中力や行動力には感動する。
晩年になっても研ぎ澄まされる感覚や作品の数々。
人はここまで能力を生かし切ることができるんだと勇気づけられる。
今現在も作品制作を続ける先駆者の人たちの姿に励まされたり勇気づけられながら、
私も少しずつ、一歩ずつでも前に進もう。