美術作家について2
美術作家として生きるということは、孤独な闘いの日々の中に佇み続けることでもあるなと感じる。
つねに自分にとって大切なものは何かと自問自答し続ける日々でもある。
他の誰にも解決できないし、答えは自分しか知らない。
立ち止まるのも前進するのも、闘いをやめるのもすべて自由だ。
成長や努力の結果が出るまでにも時間がかかる。
暗闇の中を手探りで進み続けるような、何もない荒野をひたすら歩くような、
そんな不安な日々にも立ち向かい続けないといけない。
美術作家として生きていくというのは、なかなかハードだ。
でも、作品は裏切らない。
何もない荒野の中での道しるべになる。
作品を作り続けることだけが、暗闇を突破できる。
作品は確実に良くなっている。
それは自分でもすごく感じる。
少しでも展示できる機会を増やそうと、レジデンスやコンクールに応募し続けている。
悔しい思いをすることも多いが、一つでも突破できたら道が開ける気がする。
その準備はできている。
どこに出しても通用する作品を作り続けよう。
努力をしよう。
継続することは大切だ。
今まであんまり努力をしてきたことがないから、よりその大切さがわかる。
作品を世に出せるように、良い作品を作り続けよう。
出口はすぐそこまできている。