美術作家について3

私は美術作家として、人生を全うしたいと思っている。

今はまだ、美術作家として食べていける状態までは全然いっていない。

これから3年以内に、美術作家としての仕事だけで食べていけるようになろうと思っている。

小さな頃からずっと大切に抱いていた、心からの私の願望だ。

今まで絵を描くことを辞めようと思ったことは、一度もない。

社会に出てから描けなくなったことやブランクはあったが、いつも制作のことばかり考えていた。

私の人生から制作を取ったら何も無くなってしまうし、他に何もいらないくらい大切だ。

人生の最後の最後まで制作できたら、幸せな人生だなと思っている。

ずっと自分に自信がなくて、自分の願望を表明することはあまりなかった。

自分の考えをあまり言わないので、昔は浮き世離れしていると言われることが多かった。

今は自分の考えを伝えることは、大切なことだと思っている。

宣言することで言葉に責任が生まれるし、自分自身も何とか頑張ろうと必死で取り組むと思うので。

かなり遠回りをしてしまったし、成長にもすごく時間がかかってしまった。

その分、社会の荒波に揉まれながらも、生きていく強さを身につけたと思っている。

自分の作品が好きだ。

もっともっといろんな人に作品を見てもらいたいし、表現したい。

自分が思い描く空間を体感したい。

意識が変わると作品も変わる。

感覚を研ぎ澄まして、どんどん成長しよう。