美術作家について4

美術作家として生きると決意してからも、厳しい現実は今も続いている。

なかなか作品が世に出ること、日の目を見る機会が生まれない。

以前の自分だったら落ち込んでしまって、悩んで立ち止まってしまっていたかもしれない。

制作を続けるために始めた仕事がメインになり、制作ができずに生きる意味さえ見失った過去の日々。

もうそんな毎日は繰り返したくないし、戻りたくない。

心の底から、美術作家として生きていきたい。

だから、今度は負けない。

何度落選しようとも、作品がなかなか認められなくても、諦めずに制作を続ける。

絶対に美術作家として生きていくと決めたから。

もう十分地道に続けてきたし、もうこれ以上は待てない。

そろそろ成果が出てもいい頃だ。

これから3年以内に美術作家として大成できるよう、今の状態から這い上がろう。

力を身につけ、吸収して今よりも成長しよう。

あと少しの努力と自分や作品をプロデュースする力も必要だ。

夜明けは近い。

自分が納得できる作品をつくって、羽ばたこう。