作品販売について3
美術作家として食べていけるようになるためには、作品販売はとても大切だ。
展示経験だけでなく、販売実績を重ねることや知名度を上げる必要性も感じる。
作品の値段を決める難しさもある。
高すぎても作品は売れないし、安すぎても材料費や労力、作品の価値が報われない。
より多くの人に実物の作品の魅力を知ってもらいたいし、
作品を大切にしてもらいたいと思っているからこそ、
慎重に考慮しなければいけない。
とりあえず今は、美術作家としてのデビュー価格である号1万円で平面作品の値段をつけている。
販売実績や知名度を増やして、ここから値段を上げていくしかないなと思っている。
今までの販売実績からも値段は下げられないし、スタートラインだと思っている。
立体作品も大きさや材料費、労力のすべてを総合して値段をつけている。
ちゃんと説明できるように、自分なりのスタートラインの値段をつけている。
オンラインギャラリーでの作品販売において、実物を見たことがない人に作品を購入してもらうことの難しさを感じる。
実物を見たことがない人にとって、高額な作品は購入しにくいだろうなとも思う。
展示用の大作と販売用の小作の2方面の制作がこれからは必要だ。
作品や作家名の知名度を上げる方法も考えていかなければいけない。
勉強することはいっぱいだ。
作品を説明する言葉も大切だ。
作家の意図がうまく伝わらずに、鑑賞者にとって難解な作品となってしまうこともあるかもしれない。
作品の意図を説明をするだけでも興味や理解が深まり、作品をもっと身近に感じてもらえるかもしれない。
プレゼンテーションやコンセプトの説明も必要だな。
美術作家として必要な力を身につけなければ。