作品販売について4

作品が売れることは、嬉しいな。

旅立つ姿を見送る気持ちに近いものがある。

つくり手としては、やっぱり一つ一つの作品に思い入れがある。

作品を生き物のように、大切に思う部分も多い。

だから、作品を気に入ってくれた人のもとで大切にされてほしい。

購入してくれた人と作品が幸せに過ごしてほしいなとも思う。

美術作家としてもっと頑張らねばという責任も生じるし、

これからも良い作品をつくろうという、制作活動の励みになる。

実物の作品の良さを知ってもらう良い機会にもなる。

自分の手元からはなれて、作品にはどんどん幸せになってもらいたい。

どこに行っても幸せに過ごせるような、クオリティーの高い作品をこれからもつくろう。